堕落した薬学生のお部屋

薬学部でとりあえず生き残ることに精一杯な女子大学生。留年したくない。

【映画感想】最強の二人。車いすの大富豪と下世話な話大好きな青年が影響しあって正反対の二人から「最強の二人」になる物語

最強の二人。受験生の時にテレビで放送されていて、録画していたのに結局見ることなく家を出てしまったので気になっていた作品。大金持ちで首から下の神経が麻痺している雇い主のフィリップと、その正反対の性格でダンスと下ネタ大好きなヘルパーさんのドリスの物語。共通点がないどころか真逆の二人がかかわって、仲を深めていく中でお互いに影響を受けあって変化していく様子が面白かったです。多分高校生の時に見るよりも今みた方が面白いな、と何となく思いました。当時は3Pとか知らなかったので、、笑

以下、ネタバレしかありませんのでまだ見ていない方はご注意ください!

 

最強の二人、見どころと印象的なシーン

 

境遇も性格も見た目も、まったく対照的な2人が出会って不思議な化学反応でお互いの良さを引き出しあってイキイキと輝くのがこの作品の見どころだと思います。

雇い主のフィリップは障害を理由に恋愛に臆病になっていたけど新たな一歩を踏み出せたし、発作の症状も和らいで生活に笑いが増えましたよね。自分で自分を縛っていた部分をドリスの思い切りのよい怖いもの知らずな、でもその根底には優しい気持ちが流れている、そんな性格で解きほぐしてもらえたのだと思います。薬物にもハマってしまってましたけどね。薬学部の私から見たら薬物乱用ダメ絶対!ですが新たな人生の楽しみを見いだせたのでフィリップにとっては悪い変化ではないように描かれていましたね。私は肯定しませんけど。

かたやもう一方のドリスも絵画のセンスに目覚めたり路上駐車を忠告するようになったりと影響を受けていきます。初めて描いた絵がかなり高額で売れてウハウハでしたが、自分の新たな才覚に気づかせてくれたのは教養深いフィリップとの出会いですよね。また、ドリスは雇われる前は軽いとはいえ犯罪に加担し前科持ちですから、交通違反する人に注意する側の人間になるなんてすごい変化ですよ。

あと、印象に残ったセリフは、フィリップが過去を回想してドリスに言った一言ですね。「辛いのは障害じゃない。妻が、いないことだ」みたいな感じのことを話していました。だから新しい恋に踏み出せずにいたんですね。ドリスが妻の形見の大事な卵の置物を盗んで最後に返すのも、一度妻のという縛りから解放されてみてもいいんじゃないかという暗喩に感じました。そういえば、フィリップの娘との絡みもありましたね。ドリスや使用人を見下した態度がいけないということでドリスが思い切り叱るようにフィリップに進言しました。初めは娘に激おこなドリスですが、実の娘ではないと知り、養子に出された存在であった自分と重ね合わせて交流するうちに心を通わせていきます。娘が彼氏に振られて自殺を試みたのを発見した時は心底心配していましたし、彼氏との仲を取り持ったりと二人の恋を応援しました。

 

まとめ

 

全体的に面白い映画でした。障碍者が出てくるので重めな雰囲気になるかと思えばドリスがそんなのお構いなしに下ネタや下世話な話を吹っかけてきますので全体的に軽やかです。フィリップもそんなドリスのまっすぐな物言いを気に入って採用したのでしょうけれど。あと、例の妻の形見の卵の置物は多分インスぺリアル・イースター・エッグだと思うんですが、これはコナンの映画「世紀末の魔術師」でも重大なカギとして登場していたんですよ。またコナン君の映画を見たいなーと思いました。そういえば緋色の弾丸は数か月前に見に行ったので感想を明日書こうかなと思います!

 

今日はこの辺りで!

最後まで読んでくださってありがとうございました。

 

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